デスクチェアはオフィスで仕事をするための必需品です。
近年は長時間座り続けることが体に良くないとされ、スタンディングデスクなどを使った立ち作業も推奨されています。
しかし、座っておこなう作業は気持ちを落ち着かせて取り組めるなどのメリットもあるため、完全に立ち作業に移行することは難しいでしょう。
長時間使用するデスクチェアは座面や背もたれなど、使う人の体に合わせて選ぶことが大切です。
当記事では、おまかせオフィスがおすすめするデスクチェアと選び方のポイントをご紹介します。
リーズナブルな価格と機能性・デザイン性の高いデスクチェアの中から、自身にぴったり合うデスクチェアをお選びください。
ぴったりなデスクチェアを選ぶ3つのポイント
デスクチェアを選ぶ際のポイントは大きく分けて「座面」「背もたれ」「肘掛け」の3つです。
ここではそれぞれを解説します。
座面はデスクチェアの要!長時間座っても疲れにくい素材を
人が座る姿勢はデスクチェアの座面に対して垂直方向に力がかかります。
座っている間は腰やお尻で体重を支えることになるため、デスクチェアの座面は体重を支えるのに十分な強度とフィット感が重要です。
オフィス・デスクチェア(ナイロン製肘掛け)に採用されているウレタンクッションは、座り心地の良い素材としてデスクチェアの座面によく採用されています。
クッション性とフィット感に優れていて長時間座っても疲れにくいのが特徴です。
また、古いデスクチェアでは座面の奥行きが浅いことがあります。
座面の奥行きはデスクチェアに腰を掛けた際に腰が自然と背もたれに当たる程度が理想です。
座面の奥行きが合っていないと体圧が上手く分散されず、背中や腰に負担がかかるため注意しましょう。
オフィス・デスクチェア(ナイロン製肘掛け)の座面は長時間の作業でも疲れにくい厚手のウレタンクッションを採用
背もたれは座り心地を考慮しつつ圧迫感のないものを
座った時に体を預けられる背もたれがあると、体にかかる負担を小さくすることができます。
デスクチェアの背もたれが体への負担を左右すると言っても過言ではありません。
背もたれには高さのないローバックから、背中から頭部まで支えるヘッドレスト付きのものまであります。
背もたれの面積が広いほど体圧が分散でき、疲れにくいのが特徴です。
オフィス・デスクチェア(ヘッドレスト付き)の背もたれは、メッシュの適度な弾力で背中を心地よく包み込みます。
座っている姿勢に合わせてしなるように可動するため、背中や首への負担がかかりにくい構造です。
また、背中に熱がこもらないため不要な眠気を誘うことも防げます。
オフィス・デスクチェア(ヘッドレスト付き)の背もたれはメッシュの適度な力で背中を包み込みます
肘掛けがあれば長時間のデスクワークも快適に
近年のデスクワークはほとんどがパソコンでの作業です。
パソコンを操作するために腕を前に伸ばしたままだと肩や首に負担がかかります。
腕を休めるにあたり、肩や首への負担を減らすのに肘掛け付きのデスクチェアはおすすめです。
両腕の重さは体重の約16%と言われています。
体重50㎏の人で両腕の重さは約8㎏です。
普段何気なく腕を上げ下ろしする動作に関しても、体を使ってこの重さを支えています。
肘掛けに腕を置けば体にかかる負担を軽減し、快適に作業することが可能です。
また、肘掛けは手が触れるのでチェアの中でも汚れやすい部分ですが、オフィス・デスクチェア(オットマン付き)は樹脂製の肘掛けを採用しているので汚れにくく、いつも清潔感を保てます。
オフィス・デスクチェア(オットマン付き)の適度に丸みのある肘掛けは、
マウスやキーボード操作の邪魔になることもありません
おまかせオフィスおすすめのデスクチェア5選
おまかせオフィスで取り扱っているデスクチェアの中からおすすめのチェアを5つご紹介します。
デスクのタイプやオフィスでの働き方に合わせて参考にしてください。
リーズナブル価格でハイスペックなデスクチェア
オフィスのチェアは複数の人で使用することも多いので、高さが調整しやすいものや汚れにくいものがおすすめです。
オフィス・デスクチェア(ナイロン製肘掛け)は、リーズナブルな価格で高い機能性を実現しました。
背もたれには柔軟に動くナイロンフレームを採用。
身体の動きに合わせて沿って大きく可動し、リクライニングをサポートします。
座面には弾力性のある厚手のウレタンクッションを採用しているため、長時間のパソコン作業でも腰に負担がかかりません。
オフィス・デスクチェア(ナイロン製肘掛け)は、シンプルなデザインでどんなオフィスのインテリアにもマッチしますよ。
インテリアコーディネーターの一言
長時間のデスクワークでは背中や腰にかかる負担を軽減することが大切です。
オフィス・デスクチェア(ナイロン製肘掛け)は、厚手の座面や背骨のラインに沿って動く背もたれで体の繊細な動きにもフィットします。
- 商品名:オフィス・デスクチェア(ナイロン製肘掛け)
- 価格:14,900円(税込)
- 外寸:幅610×奥行500×高さ920~1015mm
- カラー:ブラック
- 目安組立時間:15分(大人2名)
- 付属品:六角レンチ
ヘッドレストと折りたためる肘掛けが便利なメッシュチェア
オフィス・デスクチェア(ヘッドレスト付き)は、ヘッドレストの高さと角度を体格や好みに合わせて調節できます。
ヘッドレストと背もたれは伸縮性のあるメッシュ素材で、適度な力で体を包み込んでくれます。
メッシュ素材は通気性に優れているため、熱がこもることもなくいつでも快適です。
また、肘掛けは折りたためるので、狭い場所での使用やコンパクトなデスクの下に収納するのにも邪魔になりません。
ヘッドレストと折りたためる肘掛けが便利なオフィス・デスクチェア(ヘッドレスト付き)
- 商品名:オフィス・デスクチェア(ヘッドレスト付き)
- 価格:16,200円(税込)
- 外寸:幅640×奥行660×高さ1145~1300mm
- カラー:ブラック
- 目安組立時間:15分(大人2名)
- 付属品:六角レンチ
オットマン付きでリラックスできるデスクチェア
オットマンとは足置きのことです。
デスクチェアに長時間座っていると床に降ろされた脚への血流が悪くなり、むくみやだるさの原因になります。
デスクチェアの座面の前にオットマンがあれば作業の合間に脚を伸ばせてらくらくです。
背もたれも135度までリクライニングでき、オットマンと併用して快適なリラックスタイムを実現できます。
オットマンは使用時以外は座面の下に収納できるので邪魔になることもありません。
ハイスペックな機能を搭載したオフィス・デスクチェア(オットマン付き)は、19,800円(税込)とリーズナブルな価格もおすすめのポイントです。
収納式のオットマンでデスクワークを快適にできるオフィス・デスクチェア(オットマン付き)
- 商品名:オフィス・デスクチェア(オットマン付き)
- 価格:19,800円(税込)
- 外寸:幅620×奥行650×高さ1165~1265mm
- カラー:ブラック
- 目安組立時間:15分(大人2名)
- 付属品:六角レンチ
人間工学に基づいたデザインが理想的な姿勢を実現するX-Chair
X-Chair(ヘッドレスト付き)は優れたデザイン性でアメリカでも豊富な販売実績があるデスクチェアです。
エラストマー素材のメッシュは体が接触した部分に熱がこもることがなく、触り心地もソフトな弾力性があるため長時間座っていても快適です。
腰部をサポートするランバーサポートや肘掛け、座面も体形に合わせて調節できる機能性の高さもおすすめのポイントです。
オフィスのデスクチェアにはもちろん、在宅勤務やリモートワークなど長時間座って作業をされる方におすすめします。
X-Chair(ヘッドレスト付き)は高い機能性とデザイン性でアメリカでも販売実績が豊富です
- 商品名:X-Chair(ヘッドレスト付き)
- 価格:46,500円(税込)
- 外寸:幅648×奥行660×高さ1140~1245mm
- カラー:ライトグレー
- 目安組立時間:20分
- 付属品:ヘッドレスト
立ち作業のサポートにもぴったりなオフィス用スツール
座った姿勢を長く続けると足や腰に負担がかかって疲れやすいため、近年は昇降式デスクなどを採用し適度に立ち作業に切り替えることが推奨されています。
健康的にデスクワークを続けるには、座った状態と立った状態をバランスよくとることが理想的です。
オフィス用スツールはガス圧昇降で手軽に高さを調整できます。
高さだけでなくスツール自体の角度を変えられるので、座ることはもちろん立ち作業の合間に体を預けるように腰を掛けることも可能です。
背もたれのないオフィス用スツールは立ち作業の途中で腰を掛けるのにも便利です
- 商品名:オフィス用スツール
- 価格:4,750円(税込)
- 外寸:幅380×奥行330×高さ565~715mm
- カラー:ブラック、ブルー
- 目安組立時間:無し ※完成品
購入前に知っておきたいデスクチェアの注意点
デスクチェアを購入する前に知っておきたい注意点をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
デスクチェアはデスクとのバランスを考えることが大切
肘掛け付きのデスクチェアは体を預けることができ、長時間のデスクワークでも疲れにくくおすすめです。
ただし、肘掛けが付いているデスクチェアは、付いていないデスクチェアと比較すると外形が大きくなってしまいます。
コンパクトなデスクや天板が低めのデスクは、デスクの下にチェアが収まらないことも考えられます。
チェアを使用しない時にデスクの下に収納したいケースでは、通路幅に余裕のないオフィスでは特に注意が必要です。
そのようなケースには、小さめのデスクにも収納しやすい肘掛けが折りたためるデスクチェアをおすすめします。
簡単に折りたためる肘掛けが便利なオフィス・デスクチェア(ヘッドレスト付き)
ヘッドレスト付きは高さを事前に確認することが大切
首に負担がかからないヘッドレスト付きのデスクチェアは近年人気です。
人間の頭は体重の10%近くあり、頭の重さが原因で肩こりや腰痛を引き起こしているとも言われています。
頭を預けられるヘッドレストがあれば、長時間のデスクワークの負担も軽減できます。
ヘッドレスト付きのデスクチェアを選ぶ最大のポイントは、ヘッドレストの高さと座った時の頭の位置が合うかどうかです。
ヘッドレストが後頭部の下の方を支える位置に来るのが理想ですが、小柄な方では高さが合わないこともあります。
体に合わないヘッドレストを使用し続けることで、かえって疲れてしまうこともあるので注意が必要です。
ヘッドレストの高さや角度を調節できるデスクチェアを選びましょう。
ヘッドレストの高さと角度を自由に調節できるオフィス・デスクチェア(ヘッドレスト付き)
座りすぎに注意!時には立ち作業への切り替えも大切
日本人は一日の中で座っている時間が世界一長いと言われています。
立つよりも座っている姿勢の方が楽なように感じますが、実は座っている姿勢の方が体に負担がかかっています。
座っている時間が長いと血流の滞りや骨盤が歪むなどのリスクが上がるため注意が必要です。
改善策としては昇降式デスクを使って立ち作業に切り替えることや、座っている時間をアプリを使用して管理するなどがおすすめです。
どの企業でも業務の内容を変更することは難しいものですが、働く人が快適に仕事ができるようオフィス環境を整えることは、生産性の向上にもつながります。
昇降式デスクのチェアには高さの調節が簡単にできるオフィス用スツールをおすすめします。
高さを自在に調節できるので昇降式デスクと相性がいいオフィス用スツール
快適なデスクチェアで働く人のモチベーションをアップ!
当記事では、おまかせオフィスおすすめのデスクチェアをご紹介しました。
コロナ禍以降リモートワークが珍しくなくなり、今ではリモートワークとオフィスワークのハイブリッドで仕事をする人が増えています。
オフィスでもご自宅でも最良のワークパフォーマンスを発揮するためには、デスクチェアをはじめとするオフィス家具を快適にすることは不可欠です。
おまかせオフィスは快適なワークスペースづくりのために高品質なオフィス向けオリジナル家具を企画し、欧州等で製造しています。
オフィス家具でスペースを快適に変化させたい!機能的なオフィス家具を探している!という方は、ぜひおまかせオフィスをご利用ください。
また、今回ご紹介した商品の他にもたくさんのオフィス家具を取り扱っております。
オフィス家具のご相談は随時受付しておりますのでお気軽にお申しつけください。
ぴったりなオフィス家具をご提案させていただきます。
この記事を書いた人
平井 千恵美(ひらい ちえみ)
フリーライター
保有資格:インテリアコーディネーター/マンションリノベーションアドバイザー/整理収納アドバイザー
1975年生まれ。大阪在住。
幼い頃に住んでいた団地がきっかけで建築物に興味を持ち、現在もデザインや構造、建築物を取り巻く文化や人の営みなどに魅了され続けています。
前職はハウスメーカーで構造設計や図面の作成を担当し、自宅のリフォームやDIYの経験も多数。
住まいを快適にするための情報を発信しています。